そけいヘルニア

痛みを大幅に減少させた、再発率の低い日帰り手術

痛みを大幅に減少させた、再発率の低い日帰り手術鼠径ヘルニアの手術は実績のある専門医が執刀したら、術後の痛みもほとんどなく、再発率も1%以下に抑えられます。当院院長は、年間800症例の日帰り手術を行ってきており、その実績と知識を基に鼠径ヘルニアに関しても専門医として質の高い手術を提供しています。現在、鼠径ヘルニアは再発率が低く、痛みが少なく、日帰りで受けられる手術法が登場していますが、患者様の年齢や状態にきちんと合わせて適切な手法を用いることが重要であり、それには鼠径ヘルニア手術の専門的な知識と実績が必要です。
鼠径ヘルニアに関しては、ベテラン外科医でも専門的な研鑽を積んだドクターはとても少なく、大きな病院の多くは若い医師や研修医が執刀していることがよくあります。鼠径ヘルニアは手術でなければ治せない病気ですから、手術をお考えの場合には、専門的な診療を行っている医療機関を探すことが重要です。

鼠径(そけい)ヘルニアとは

鼠径部は、太腿と腹部の間のことです。腹部にある腸などの内臓は重力によって絶えず下に引っ張られており、内臓が下に移動しないよう腸壁という筋肉が支えています。ただし、鼠径部は、男性では精索、女性では子宮円靱帯が腸壁を貫いているため、構造的に弱い部分です。そのため、腸などの内臓が鼠径部にはみ出してしまうことがあります。本来あるべき場所からはみ出してしまうことを「ヘルニア」と呼び、鼠径部に腸などがはみ出した状態が「鼠径ヘルニア」です。

鼠径ヘルニアの原因

幼児と中年以降の男性に多い鼠径ヘルニアですが、乳幼児の小児鼠径ヘルニアは、ほとんどが先天的な要因によって起こっています。成人鼠径ヘルニアは、加齢や生活習慣によって身体の組織が衰えることで起こり、立ち仕事や力仕事をされている方、便秘症・肥満気味の方に良くみられます。
ご注意いただきたいのは、鼠径ヘルニアでは腸が壊死することもあり、その場合には腸を切除する手術が緊急に必要になることです。この場合には日帰りでは受けられず、長期の入院治療となります。

鼠径ヘルニアの症状

注意!!鼠径部の膨らみが2~3倍の大きさになって戻らない場合、すぐに救急病院を受診してください。

  • 立ち上がる・お腹に力を入れるといった際に、足の付け根(鼠径部)が膨らむ
  • 長時間立ち続けるのがつらい
  • 鼠径部が重苦しい、息苦しい、違和感がある
  • 時々、鋭い痛みが起こる
  • いつもお腹が突っ張っているように感じる

鼠径ヘルニアの症状鼠径へルニアの初期症状には痛みがないことが多く、気付かないことがよくあります。鼠径部の膨らみは、横になったり手で押さえると引っ込みます。
放置すると次第に膨らみが大きくなり、長時間立ち続けるとつらくなる、重苦しさ・息苦しさ・違和感などが出てきて、時折鋭い痛みが起こる、いつもお腹が突っ張っているように感じるといった症状が現れます。
膨らみが元に戻らなくなった状態は嵌頓ヘルニア、それが進行してはみ出した部分の血流がなくなって壊死を起こしはじめた状態は絞拒性ヘルニアであり、この状態を放置した場合には、命にかかわる可能性もあります。
嵌頓が起こる時期は予想できず、腸の壊死まで進行すると腸の切除という大手術が必要になり長期の入院治療となってしまう可能性があります。

鼠径ヘルニアの治療法

手術以外で治すことはできず、薬や筋トレ、ヘルニアバンドなどで鼠径ヘルニアを治すことはできません。

筋トレ

ヘルニア門は筋肉がなくなって開いてしまっていますので、新しい筋肉を作らなければ塞ぐことはできません。そして、筋トレはもともとある筋肉を太くすることはできますが、新しい筋肉を作ることはできないため、どれほど鍛えてもヘルニア門を塞ぐことはできないのです。

ヘルニアバンド(脱腸帯)

外からヘルニア門を圧迫し、腸がはみ出してこないようにするためのものですが、普通の生活をしている限り、ヘルニアバンドはどうしてもたびたびずれてしまいます。また、入浴時などには外す必要もあります。そのため効果が期待できないだけでなく、ヘルニアバンドによる圧迫で血流や皮膚にトラブルが起こる可能性があり、危険です。

鼠径ヘルニア(脱腸)の手術

従来は、ヘルニア門を塞ぐために腸壁を縫い寄せていましたが、ヘルニア門周囲の筋肉を太い糸で縫い寄せるため入院が必要であり、術後の痛みや突っ張ったような感じが強く現れ、再発率が10%もありました。
最新の鼠径ヘルニア手術では、腹壁の弱い部分をメッシュという人工物で補強する手法が登場しています。無理に筋肉を縫い寄せないため術後の痛みや突っ張ったような感じが大きく減少し、再発率も1%以下になっています。そのため、知識と経験のある専門医であれば、日帰り手術も可能になっています。
手術に使用するメッシュにはさまざまなタイプが存在しますが、当院では腹壁の脆弱部を全体に面として補強するクーゲルメッシュを用いています。このクーゲルメッシュは、神経損傷などの合併症を大幅に減らしますし、手術時間を短く抑えることが可能です。そのため、当院の鼠径ヘルニア手術は30分程度の所要時間です。手術時間が短いため、患者様のお身体への負担もそれだけ軽減されます。

成長期の子どもの手術

成長期の子どもの手術子どもの場合、成長する過程で腹壁の弱い部分が自然に補強されます。メッシュで腹壁を補強しなくても再発することがほとんどないため、成長期の子どもにはメッシュを使用しない手術を行います。ヘルニアの袋であるヘルニア嚢を根本で縛って切る、高位結紮という手術です。

入院をご希望される方へ

当院の鼠径ヘルニア手術は、安全性が高く、痛みも少ないため基本的に入院の必要がなく、日帰りで受けられます。ご帰宅後、自宅で安静に過ごしていただきますが、その際には当院より経過確認のお電話をさしあげて安心してお過ごしできるようにサポートしています。
ただし、持病がある、お一人住まいなどで帰宅後にご不安がある場合にご希望があれば、提携病院に1泊入院をしていただいて、翌日のご帰宅という対応も行っております。

費用(保険診療)

治療費用について

一般(3割負担) 1割負担 高齢者(3割負担)
鼠径ヘルニア(片)日帰り 約60,000円 約20,000円 約60,000円
鼠径ヘルニア(両)日帰り 約90,000円 約30,000円 約85,000円
鼠径ヘルニア(片)1泊 約60,000円 約25,000円 約70,000円
鼠径ヘルニア(両)1泊 約100,000円 約35,000円 約85,000円

支払方法について

クレジットカード利用可当院での処置料、手術料につきましては、クレジット・カード払いも取り扱っていますので、お気軽にご相談ください。

tel.047-312-7707お問い合わせはこちら
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